1. スマートな商品の表示
商品を陳列するときに一番悩むのは、メインにどの商品を表示させるかということです。
顧客を引き寄せるスマートな商品陳列方法を、ショップの状況別にご案内します。
オープン初期のネットショップ
新規ネットショップの場合、全て新規顧客であるため、顧客の目に留るような目玉商品が必要です。
目玉商品とはセールとやその他特典付きの商品で、顧客の興味を惹き、ショップ内のクリックを誘導する役割をします。
目玉商品を使うことは、顧客のサイト滞在時間を少しでも長くし、主力商品の購入を促すための一種の迂回戦略として有効です。
- メインバナーで、ベスト商品として目玉商品を宣伝します。
- ベスト商品の一列目に、低価格の目玉商品を陳列します。
- 目玉商品の下に、ショップの主力商品を陳列します。
- ベスト商品の次に、新商品カテゴリを表示させます。
一日平均50~100個の商品を販売するショップ
一日に50~100個の商品が売れるショップは、初めて購入する顧客の割合が非常に高い傾向にあります。
ショップを訪問する顧客の大部分は、初めて訪問する顧客や、まだ購入をしたことのない潜在顧客です。
これらの顧客に商品を買ってもらうには、まだ検証されていない新商品を見せるより、他の顧客によって検証された商品を見せるのがよいでしょう。
多く購入された商品というのは、露出に対する購入率が高い商品だからです。
- メインバナーでベスト商品を宣伝します。
- 実際によく売れる商品を、順位に従ってベスト商品カテゴリに陳列します。
- ベスト商品カテゴリの次に、新商品カテゴリを表示させます。
リピート客が多い、出店後2年以上のショップ
リピート客の割合が全体の50%を超えた場合、メインの陳列を新商品、ベスト商品の順番に替えることをおすすめします。
リピート客をつなぎ止めるコストは、新規顧客を獲得するコストより安く済み、リピート客による売り上げは、新規顧客よりも大きいからです。
ただし持続的な売り上げの伸びを狙うのか、既存顧客を中心にしてショップの安定を図るのかを決め、変化をつけていかなければなりません。
- メインバナーに新商品の宣伝を出します。
- 新商品を陳列します。
- 新商品の次に、ベスト商品領域を表示させます。
2. Facebook Business Extension アプリ使用
さらに多くの人に効果的な広報をしたい方は、Facebookプラットフォームを使ってみましょう。
マイショップの潜在顧客を発見したり、商品を購入する可能性が高い顧客を対象に宣伝することができます。
Facebookプラットフォームで広報するために必要な準備事項
- 広告をアップロードするためのショップの代表ページを作成
- ショップにピクセル(コードで構成された分析ツール)を設置
- カタログにショップの商品情報を連携
ピクセルコードを通して収集された顧客の行動データを分析し、マーケティングターゲットを最適化すること、そしてショップの商品情報を含んだカタログに連携し、より個人化された広告を表示することがFacebookマーケティングの重点です。
また、アプリを使用するとFacebookページ内の「ショップ」に商品を表示したり、ショップ画面にMessengerを追加し、顧客と疎通し購入を促すこともできます。
Facebookマーケティングを始めたいけど方法がわからない、という方は上の準備事項を一度に設定できるFBEアプリを活用してみましょう。
全世界のFacebookユーザーを対象にしたビジネスの展開が可能になります。
Facebook Business Extension(FBE)アプリはCafe24 App Storeで無料でインストールし、利用できます。
アプリインストール
3. 専門のマーケターを通して宣伝する
マーケティングを行う余裕がなかったり、専門的なマーケティングを展開したい場合は、専門マーケターに依頼する方法もあります。
ただし、マーケターの経歴や能力、マーケティング会社によって費用が変わる点に注意しましょう。